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OBインタビュー

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羽生直剛「正しい方法でクラブをアテンドできるような人になりたい」


第7回OBインタビューは、今シーズンよりFC東京クラブナビゲーターに就任した羽生直剛。スカウト時代の2年間の活動や今後のビジョンなどを熱く語っていただきました。全3回に分けてお届けいたします。


◆まずはFC東京クラブナビゲーター(CN)の仕事について伺います。

  この役職に就くにあたって、大金社長をはじめクラブから「羽生が考えるクラブへの貢献とは何か」ということから話を聞いてもらいました。

クラブから「この仕事をやれ」というスタンスではなく、「羽生が思う貢献とは」というところにスポットを当て、クラブナビゲーターという新たな職を与えていただきました。

その際に話したことは、東京が5年後、10年後にどうなっているのかを考えたい。10年後、首都のクラブとして名実ともに日本サッカー界をリードするには何が必要なのか。そのために様々なことを学びながら、これからのサッカー界のトレンドを意識し、理解し、来たるべき何年後かに向かって、正しい方法でクラブをアテンドできるような人になりたい。それは僕が描く勝手な青写真ですが、そういったイメージで現在の仕事に臨むことになりました。
 

◆具体的に手掛け始めたことは?

サッカークラブは、地域や企業と良い関係を築きながら進んでいくものですが、その中でも企業とクラブ、企業と選手、この2つの繋がりにフォーカスして、スポーツやサッカーに興味を持つ人々や企業の方とお会いするところから始めています。

 

◆そういった青写真は、強化部でスカウトを務めていた時から考えていたことでしょうか。 

そうですね。スカウトを2年務めて、組織とはどういうものなのかが分かってきたことや、スカウトの楽しさのようなものも少なからず感じていました。

ただ、クラブスタッフの一員として、もう少し大きなこともしてみたいと思うようになりました。

このクラブがどうすればもっと大きくなるのか、スケールの大きなクラブを作るためには何が必要なのかなと。そこでもっと学ばなくてはという気持ちが大きくなっていきました。 


同時にスカウトを務めて強く思ったことは、自分がこの身長やフィジカルで16年間もプロとしてプレーできるのはミラクルだったということ。周りの人の助けやめぐりあわせ、繋がりがなければここまでは来られなかった。努力もしましたが、キャパシティを超えて引き出してくれた指導者や、認めてくれる仲間、ずっと応援してくれる人たちがいたからこそ、ここまでできたと思います。 

だからこそ、その方々にお返しがしたい。もう一度「羽生と一緒に仕事ができたよかったな」と感じてもらいたい。自己満足かもしれませんが、そういう恩返しがしたいです。東京をはじめ、高校や大学、千葉、甲府と、ひとつずつコンプリートしたいという気持ちもありますよ。それができる人間になるために何が必要なのか、ずっと探していた感じです。

◆その中でもFC東京でCNに?→中編はこちらから・・・・・・
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