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第9回 ブルーノ ウヴィニ選手


日本へ入国し、14日間の待機期間を経て、4月16日にチームに合流したブルーノ ウヴィニ選手。合流して3日ほど経ったブルーノに今の心境と現在のコンディションについて話を聞きました!



5.ブルーノ ウヴィニ


--まずはJリーグに挑戦を決めた理由を教えてください。

「以前、日本にはカップ戦で2度、来日した経験があります。
その時に日本は素晴らしい国だと感じ、いつかはここでプレーをしたいと友人や通訳の人には話をしていました。
そして、今回東京からオファーを頂き、迷わず日本でプレーするという決断に至りました」

--待機期間で大変だったことはありますか。また待機期間が終わって開放感を感じていますか?

「待機期間は、一人で閉じ込められたという感覚でした。
人と会うこともなく、一人で練習をしなければならない状況で、食事の面でも苦労をしました。

ただ、その苦しい時間もここまで来るのに必要なプロセスでした。
そして、チームに合流することができ、みんなと会えたことが開放感という意味でも本当に嬉しかったです」

--既に交友関係がある選手がJリーグにいると聞きました。

「川崎のレアンドロ ダミアン選手やジョアン シミッチ選手、名古屋のガブリエル シャビエル選手など仲の良い選手が数名います。
あとは元C大阪のソウザ選手とも交流があります。

既にJリーグでプレーをしている選手たちからも日本に移籍するにあたって、本当に素晴らしいサッカーで規律正しい国だと話を聞いていました。

実際に、日本に来てから彼らが言っていたことがよく分かりましたし、あらためて日本でプレーできることに喜びを感じています」

--日本に来てから待機期間もあったと思いますが、現在のコンディションはいかがですか?

「まずは、世界中が感染症の影響で難しい日々を過ごしていて、私自身も日本に入国するのが難しい状況でした。
そのなかで、日本の政府や関係各所のみなさんが私たちのために色々と動いてくれて、入国することができ嬉しく思います。

入国後は待機期間が14日間ありましたが、その期間にチームのフィジカルコーチからメニューをいただいて、そのトレーニングを行なっていました。部屋の中でも自分でできる範囲で身体を動かし、コンディションは少しずつですがよくなってきています。

また、チームに合流してからは数日しか経っていないので、チームの戦術や方針というものはこれから学んでいきたいと思っています」

--昨年の10月から公式戦は遠ざかっていますが、試合にはどのぐらいから絡めそうですか?

「まずは、チームに合流してから数日しか経っていませんが、ここに至るまでに通訳の人や関係者の方から、チームの情報は聞いていたこともあり、長い期間このチームで過ごしているような感覚です。
本当にチームメイトが、私に対して親切に色々なことを教えてくれるので本当に感謝をしています。

試合に関しては、長い期間、試合に出場していないので、もちろん選手として良いことではないと思っています。
今までどのチームに在籍していても、ほとんど先発で出場してきたので、東京でもコンスタントに試合に絡んでチームに貢献したいと思っています。

自分としてはまだまだコンディション面で足りない部分が多くありますが、気持ちとしては1日でも早く試合に出たいという思いです」

--自身のストロングポイントについて教えてください。

「自分はディフェンスの選手として、チームを統率し、相手に点を取らせないことを常に意識しながらプレーをしています。
守備陣の選手たちとは、常にコミュニケーションをとりながら、しっかり連携の部分を合わせていきたいです。

個人としてもコンディションを上げながら、守備の部分で強度の高いプレーを見せていきたいと思っています」

--東京のチームの印象と今後の自身の役割について教えてください。

「非常にファミリー感が強いチームだなと感じています。

日本人の選手たちも本当に優しく接してくれていますし、チームメイトには多くのブラジル人選手もいます。
温かく自分のことを受け入れてくれて、あらためて家族の一員になった気持ちです。

チームへの貢献の仕方という部分では、ディフェンスの選手としてチームのために全力でプレーをしたいと思っています。
守備では、点を取られないようにしっかりゲームを締めて、仲間とともにチームの勝利に貢献したいです」



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