宮沢正史「東京はまさに僕の原点」
第2回OBインタビューは、U-15深川コーチ宮沢正史。U-15深川コーチとしての日々の活動や指導論、現役時代のお話など熱く語っていただきました。本日は、いよいよ最終回です。宮沢正史にとってFC東京とは。
◆《宮沢選手》にとって、選手のときに嬉しかったことは。
「ゴールも嬉しいものですが、細かくで地味なプレーでも観てくださる方がいて、ひとつの頑張りに対しても応援してくださる人たちがいる。それが一番印象に残っています。自分自身の喜びだけではなく、苦しい時にも応援してくださる人たちを喜ばせることができる。それがプロサッカー選手として一番嬉しいことじゃないかな……。
あれだけたくさんのファン・サポーターのみなさんが、自分の名前を呼んでくれて励ましてくれたり、僕のプレーで喜んでくれたりしたことは忘れられない。そういう経験は、なかなかできないですよね」
◆それは東京に限らず？
「大分ではクラブが大変な時期にも在籍しましたが、その苦しい時に頑張っていたからこそ、みなさんがすごく応援してくれました。
仙台ではほとんど試合に出場していませんが、それでも声援を送ってもらいました。岐阜では、ラモス監督就任を機に岐阜中がワーッと湧いたんですよね。サッカー人気が出て、それが今につながっていると思います。・・・・・・
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