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OBインタビュー

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宮沢正史「昇格できなくてもトップに“帰ってきてくれる”選手がいる」


第2回OBインタビューは、U-15深川コーチ宮沢正史。U-15深川コーチとしての日々の活動や指導論、現役時代のお話など熱く語っていただきました。全3回に分けてお届けいたします。本日は、中編をお届けします!


◆トップチームの指導とは異なるものですか?

「U-15では特にわかりやすく、噛み砕いて全員が理解できるように説明することが必要です。そのため自分の意志をしっかりと持たなければいけないし、伝え方やタイミングも大事です。トップチームであれば『一を聞いて十を知る』というように、ひとつ、ふたつ伝えれば済むことが多いですが、U-15年代では8も9も10全部を言わなければいけない時もあります。繰り返して、右肩上がりに成長していけるように積み重ねていくためです。それにトップにつながる選手を育てることが一番の使命ですが、僕自身はそれだけではないと思うんです。たとえば、渡辺剛や廣末陸もそうですが、昇格できなくてもトップに“帰ってきてくれる”選手がいるじゃないですか。そういう選手に育ってほしいと思っています。
だからこそ、今は身体が小さくて細くて、成長が遅くとも、真剣に向き合いたい。彼ら全員がクラブにとって大事な選手、無限の可能性を秘めている選手たちなので。そこに責任を感じますし、中途半端な気持ちで向き合うつもりはありません。怒るときも本気です。褒めながら育てていきたい気持ちもありますが、ダメなことはダメ、やらなければいけないことはしっかりと伝えることが大事です」

◆サッカー面で「やらなければいけないこと」の基準は?
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