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クラブスタッフ日記

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【須藤義徳】明るい未来のために34

みなさん、こんにちは。
総務部の須藤義徳です。

1月29日から31日まで「2019Jリーグ新人研修」に参加しました。



私はJクラブのビジネス、リスクマネジメント等のグループワークを進行していく役割です。選手の価値を高めるために、サッカーだけでなく自分自身で何が出来るかを考え、そして身の回りに潜むリスクについて考えました。高卒と大卒にグループを分けるのですが、私は高卒担当。彼らがこの先プロサッカー選手として活躍する時がとても楽しみです。その日の研修後には羽生スカウトと一日の振り返りをします。中村拓海選手と渡辺剛選手は羽生さんの熱いメッセージを受けていました!!

新人研修の冒頭は、村井チェアマンから厳しい現実の数字が伝えられました。2005年に新人として加入した選手のうち、10年後に1試合も出場せず現役を引退した選手は約半分いるという事実です。力を発揮するためのセルフマネジメントがとても大切なことは言うまでもありません。

私も目の前で見てきた事実として「練習は嘘つかない」ということをグループワークで伝えました。
試合の前日はどこのチームでも、試合のメンバーを伝える緊張の時間があります。メンバーを外れた選手は、翌日トレーニングとなるわけです。ミニマムなスタッフでその残り組トレーニングは行われます。当時、長澤徹コーチに「選手の表情をしっかり見ておくように」と言われました。たとえ人数が少数だろうが、試合に出ていなくても自分を高めるために、その練習を真剣に取り組んでいた選手は、やはりチャンスがやってきたり、FC東京では活躍できなくても次のクラブで活躍していました。自分に矢印を向けて取り組めている選手は本当に強いと確信しましたし、長澤徹コーチから言われた選手の表情の中で真剣に取り組んでいる表情はスタッフである私にも伝わるものでした。

今シーズンも試合前日にメンバーがセレクトされ、試合当日にはメンバー外選手のトレーニングが行われます。ピッチで躍動する18人はもちろん、一人でも多くの選手が味スタのピッチに立つチャンスを掴み獲ってほしいと思います。

FC東京のファン・サポーターのみなさんは、初メンバー、初ベンチ、選手紹介時に温かい拍手を送ってくださいますが、今シーズンも熱い声援で熱気ある雰囲気をみんなで作り、最高の雰囲気で選手をバックアップしたいです。

今シーズンもどうぞよろしくお願いします。
強く、愛されるチームをめざして








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