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ぽんぽこ広場

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【川村 元雄】見守る!

皆さま、初めまして。普及部の川村です。
つかみが苦手なので自己紹介はさらっと次に行きますね。

まずは石川選手!日本代表復帰おめでとうございます。昨シーズンの水戸戦、横浜FC戦のゴールは特に印象に残っています。皆さんは、今シーズンの石川選手に何を期待していますか?

J1開幕まで色々な想いを巡らせる事が出来る今が、一番楽しかったりしますよね!!それでは、3.17味スタでお会いしましょう…ってここで終わっては、話好きの川村としての面目が立たないので、もう少しお付き合いください!


今回のテーマは、“見守る!”です。

現在、普及部に属し、幼稚園児からおとなの方々まで様々な年代の皆さんと触れ合う機会を大事にしながら仕事をさせていただいています。

幼稚園や保育園を巡回訪問(東京都サッカー協会様との協働)したり、小学校に体育や総合学習の授業の一環で訪問したり、おかげ様で、現場に出れば、とても充実した時間を過ごせています。皆様にお馴染みの、ミスター東京・藤山竜仁や、スピードスター川口信男と一緒に、様々な活動をしています。また、小林成光を含め、FC東京の元選手たちも変わらず、元気にしていますので、ご安心ください!


大学卒業後、幼稚園の体操の先生という経験を経て、今では第2の故郷となった徳島で、サッカーの指導者としてのスタートを切り、今年で18年目を迎えます。

当時の大塚製薬の小賀サッカー部長に見守られて今がある事にとても感謝しています。と言うのも、“見守る”大切さ、楽しさを感じさせていただいたからです。その過程こそが“子供たちの成長”なのだと、気付かせていただきました。

子供たちに楽しかったかどうかを聞けたり、子供自身の解説を聞いたり、次の試合に向けた希望を聞く事がどういう事かを少し理解できるようになったのも、これまで、ご指導をいただいた自分の恩師の皆様方に、自分が“見守って”いただけたおかげです。

その教えを、次の世代のみんなにも伝えていけたらいいなというのが、今の想いです。とは言っても、分かっていながら、いつも思い通りには事は運びませんよね。そんな時、僕はいつも子供の変化を書き留めていました。U12年代の監督だった大塚製薬時代から、気にしたり、記したり、期したりしています。

意外にも、記入した自分自身の変化に気付けますよ。例えば、“標準”とか、“平均”という指導者にとっては、魔性の言葉に振り回される自分に気付いたりします。そんな時にふと思い起こすのが、“熱中時代”や“101回目のプロポーズ”という昔のテレビドラマ(年代がばれちゃいますね)。フラレまくったとか、独身時代が長いとかで、自分と重ねているわけではなく、ブレない自分自身の気持ちの持ち方や、真っ直ぐに自分の意思を伝える事がいかに大切なのか、知らない間に何かを包み隠そうとしたり、上手く表現しようとしたりしている自分に気付かされ(決して上手く表現できていないのに…)、反省しています。


恥や冷や汗をかきながらだったり、上手くいかずに悔しい思いをしたり、逆に‘03・‘04JFLで連覇した嬉しさだったり(選手ではなくスタッフでしたが、手作り感があったので一員としての嬉しさが強い)、指導者として様々な場に立たせてもらった嬉しさを経験できた分、関わりのある様々な方にもっと還元できる場を作りながら、共にこの先に訪れるであろう、素敵な時間を共有したいと思っています。


コーチってこんなことを考えているのですよ!というのを少しでも感じていただけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


それではみんなでU23守護神・権田選手をテレビの前で応援しましょう!!


(c)F.C.TOKYO